【剣盾S3使用構築】なんとか受けながら無理やり突破
剣盾S3で使っていた構築を書こうと思います。
と言っても、当初は構築記事などを書く気などなく一切スクショなど撮っていなかったので、成績の証明ができない以上、メモ程度に捉えてください。
一応最高瞬間でマスター3桁までは到達してます。
前提として、僕は第8世代参入であり、シーズン2までほとんど対戦をしたことがないプレイヤーなので、おそらくこの構築は穴だらけです。ぜひコメントなどありましたらお願いしたいです。
【構築経緯】
- 自分の性として受け系のパーティーが使いたかった。ポケモンを始めた当初使われていたサニーゴを物理受けとして採用
- サニーゴで見れないゴースト系のポケモンへの切り替えし要因としてウィンディとドラパルトを物理受けとして追加
- 氾濫していたわるだくみキッス+ロトムを潰す特殊受けカビゴン、カビだけでは見にくいサザンドラやピクシーに対してマホイップを採用
- 最後にどのポケモンでも有利が取れないポケモンに対し、1対1で確実に突破するための両反射たすきトドンを入れて完成とした
- ちなみに本構築では一切TODは狙わず、積極的に相手のHPを削っていく
【構築詳細】
ずぶとい@しんかのきせき のろわれぼでぃ
172(252)-x-147(252)-85-116(4)-55
物理受けなので努力値はHBぶっぱ、あまりはD
基本的に環境でよく見る物理系のギャラ・ドリュウズ・ヒヒダルマ・オノノクス(ちょうはつはケア)あたりを完封するための役割を持つ。このあたりのポケモンに対しては基本的に相手がたとえダイマックスをきろうが後出しで受けれるので、初手で出すメリットは少ない。
2手目3手目に隠しておいて、上記のポケモンのダイマ枯らしをしたのちに切り返すのが主な役割。
しかしこれ以外の物理系のポケモンもドラパやミミッキュ以外なら受けられるので、とりあえず対面で受けながらステロ撒いて、Aダウンさせながら、のろい押し付けて退場するという害悪ムーブも可能。
他に明確に見れるポケモンがいなければとりあえず出していた。が、相手も対策はしているために、トリック、はたきおとすで即機能停止する点だけはよく注意して運用した。
ずぶとい@たべのこし いかく
197(252)-x-145(252)-120-101(4)-115
物理受けHB
初手に出してとりあえずおにびを撒く害悪わんこ。
相手はこの構築を見て全てが受け型のパーティーとはなかなか断定してこないので、下手にまもるを見せなければウインディの型を誤解させられるのも強い。
無駄に突っ張ってきたガルドなんかはダイバーンでワンパンできることも多いため、一度受け流した後ダイマもあり。
水タイプ以外の物理系には打ち合えるので、こちらも広く困ったら出す系。特にのろい積みカビゴンに対しては特殊で攻撃を打てるので、時間はかかるが無理やり突破できるのも魅力だった。
ダイマすればからやぶパルシェンのロックブラストやドリュのじしんも耐えるので、1対0.5交換で最後無理やり突破するなどの無茶な運用も可。
ただ、こいつの明確な役割はアーマーガア潰しであり、ビルドアップしてどや顔で居座るガアは一撃で屠れるのは快感であった。
わんぱく@かごのみ あついしぼう
267(252)-130-94(4)-x-162(252)-50
のしかかり/ねむる/どわすれ/じわれ
わるだくみキッスロトム絶対殺すマン兼受けるメタ
HDぶっぱで特殊受け採用。この構築のきついところは積みポケであり、多くいたわるだくみキッスロトムをメタるための枠。
この2体には後出しでも2回は相手の+2攻撃を耐えるので、後出し➡度忘れx2➡ねむるで仕切り直すことができる。ひるみは知らん。
あとは彼らの攻撃を耐えつつ、HPの余裕があるタイミングでのしかかりを打つだけの仕事。ただしキッスのわるだくみたまダイマには対応できないので、可能性がありそうな場合には即ダイマをきり、ウォールでダイマターンを枯らすことを目的に動く。
といっても幅広い特殊系のポケモンと打ち合える性能があるのでとりあえず出して問題はない。
最後の役割は、相手も受けループパーティーだった場合に、じわれを連打することで状況を打開することである。これが意外に大事で、とりあえずカビのじわれで突破することで拾った勝ちは数えきれない。
わんぱく@アッキのみ すりぬけ
195(252)-x-139(252)-121(4)-95-162
おにび/でんじは/たたりめ/リフレクター
物理受け状態異常ドラパルト。
高いS値から、上から状態異常を打って場を荒らす役割を持つ。
本来は、ドラパルト以外ではきついドラパミラーやミミッキュをなんとか処理する枠で採用したのだが、正直目立った活躍はできなかった。事前にウインディで上記2体におにびをいれ、ミミッキュのかわを剥がすところまでいけていれば、たたりめで落とせるパターンもあり、そこだけは重宝した。
このステータスだと、けんまいミミッキュのシャドークローも60%で耐えられるので、最後の大逆転を演出することも多かったので、なんだかんだで最後まで外せなかったが、調整の必要性は感じる。
おだやか@とつげきチョッキ スイートベール
169(230)-x-95-134(28)-190(252)-84
ドレインキッス/マジカルシャイン/ギガドレイン/マジカルフレイム
Cはドレインキッスで無振りドラパルト確2
特殊系殺す枠2。積み技がない特殊系であればこちらの方が使い勝手がいい。
サザンガルドの並びを見ることが多く、両方を見れる枠で採用した。
まさか相手もガルドにマホイップで突っ張ってくるとは思わないのか、上からラスターカノンを打ってくることも多く、そうなれば初手ダイバーンで基本的に確1をとれる。
マホイップがいる限りサザンドラはまあ出てこないのでそこは正直腐った。
あとは稀にいる特殊型ドラパルトも完封できる。こだわっている相手がりゅうせいぐんを打つタイミングで無償で召喚し、ドレインキッスで確実に嬲り殺せるので強かった。
ジュラルドンには打ち負けるので出してはいけない。
最終日近くの環境では謎に特殊系のポケモンが多く、マホイップ+カビゴンで出すことも多かったが、どちらも広く特殊系を受けれる+相手も受けてくればカビのじわれでとばせるので基本的には負けなかった。
あとは舐めて居座るヌオーやトリトドンなどを吹き飛ばせる草技を採用して完成。
正直ニンフィアの方が使いやすいと思う場面が何度もあったが、個人的に使いたかったので最後まで維持で使い続けた。
のんき@きあいのたすき ちょすい
218(252)-103-132(252)-112-103(4)-x
お互いがラスト一体になった場面で、最後に勝利をもぎ取る枠。それだけ。
基本的にダメージを一切食らっていない状態でたすきで耐えて反射して勝つので、ステロなどを撒かれる危険性があれば選出しない。
対面で突っ張るのは正直厳しいところがあるが、確3以上で受けられるのであれば、じこさいせいでたすきは回復させられるので、1人で2体以上を見ることもできる。
あまりサイクルの中で受け流す役割はない。というのも一度見せてしまうと露骨に警戒されてしまうため、トリトドンを入れる場合は、前の2人で頑張って相手の2体を持って行く動きをするしかない。正直かなりきついが、最後1対1になってしまえばほぼ勝てるので、動きとしては非常に単純だった。
あとは化石ポケモンが下手にこだわった後であれば完封できるので、その場面で出すのはあり。
【基本選出】
物理受け2+特殊受け1
- 相手にギャラ・ドリュがいれば迷わずサニーゴ
- アーマーガアやエルフーンがいればウインディ
- ドラパルトにはマホイップ+ドラパルトで様子見
- キッス・ロトムが来そうならカビゴン、サザンガルドの並びがいればウインディ+マホイップ
- 受け相手にはカビ+2
- ヒヒダルマはきついのでウインディ+トリトドン
きつかったポケモン
とにかくこの構築は物理積み相手に弱かった。そのためテンプレミミッキュが出てきた場合、1.5体を使ってでも即処理をした。
具体的にはウィンディorドラパルトでおにびを入れ、半分以上削り、裏の物理受けで倒し切るという流れ。正直かなり苦しく、対策はまだたてられていない。
パルシェンもきつい。本当はてっぺき持ちアーマーガアを入れたいのだが枠がなかった。パルシェンが来てしまったら後出ししても間に合わないので、とにかくからやぶに合わせて一撃入れるしかない。フルHPウインディがいれば最悪ダイマすれば耐えるので、なんとか突破することも多かった。
【感想】
この構築は常に針の穴に糸を通す作業のようで、相手を徐々に詰ませていく将棋的な感覚は楽しかった一方で、一個のプレミで全てが覆るのが初心者的にかなりきつかった。
最初は知識も乏しく負けを連発し、マスターボールにすら上がれなかったが、徐々に覚えていくことで安定した行動をとれるようになり、結果的に何度か3桁にまで初心者でも上ることができた。最終は普通に4桁に落ちた。
S4では対面構築も使ってみたいと思っているが、できればこの構築で今度は2桁を目指したいと思っている。