ついに大腸菌が生えた
長かった!一か月かかった!!
大腸菌にVector Plasmidを導入して形質転換させる作業なんて本当に簡単な作業なんですよ。ただ解凍した大腸菌にvectorぽいっといれて冷やしておくだけなんですから
そんな簡単な、極端に言えば一回でできるはずの簡単な実験がなぜか進まず悶々とした日々を強要された一か月、本当に長かった。
基本的な、根本的な部分から全て見直して、可能性のあるミスポイントも全て潰して、それでも上手くいかなくて。
結局最後はちょっとしたミスポイントを直すだけで簡単に生えてくれました。
小さいミスでもミスはミス。
ちゃんと失敗がないかどうかは確認しながら進めないと、ちょっとの横着が結局はこういった大失態につながり、最終的には自分の首を絞めることになるので、教訓ですね。
といってもようやくポジティブコントロールが生えてくれた段階で、まだ本来の目的のVectorは導入できていません。
といっても少なくともポジコンが生えてくれたので、基本的なプロトコールはこれで立ったと言えるでしょう。
あとは多少形質転換効率が悪かったとしても、ちょっとでも生えてくれればそれを回収すればいいだけですからね。難しい話ではないはずです。
これで鬱々とした本気でしんどかった日々を脱せるのかと思うと嬉しい反面、まだ躓く可能性のあるステップは多く残っているので、気を抜かずに手も抜かずに頑張っていきましょう。
いやこれは反省です。
がんばります。